医療脱毛

【実体験】美容脱毛で全身30回通って約30万円かかった結果 — 白髪が残る落とし穴と後悔しないための選び方

※免責事項: 本記事は筆者個人の体験に基づくものであり、効果を保証するものではありません。脱毛の効果には個人差があります。施術に関する詳細は各クリニック・サロンにご相談ください。

「1回が安いから」で美容脱毛を選んだ

私が全身脱毛を始めたきっかけは、美容脱毛(エステ脱毛)の1回あたりの料金の安さでした。

医療脱毛と比べると1回あたり約1万円と明らかに安く、「これなら気軽に始められる」と思って契約しました。当時は回数がどれくらいかかるかなど、深く考えていませんでした。

20回以上通った結果

結果から言います。約30回の施術を受けました。月1回ペースで通ったので、約2年半かかりました。総額は約30万円です。

私はもともとヒゲが濃い方なので、人よりも回数がかかった可能性は高いです。ただ、美容脱毛は出力が弱い分、濃い毛ほど回数が必要になるのは一般的な傾向です。

体の毛はかなり減りました。腕、脚、胸など、目に見える部位の毛はほとんど気にならないレベルになりました。この点については満足しています。

ただし、ヒゲの施術は非常に痛かったです。美容脱毛は「痛みが少ない」と言われますが、ヒゲに関しては別です。毛が太く密集しているため、光を当てるたびにかなりの痛みがありました。

そして、完全にツルツルにはなりませんでした。 残ったのは「白髪」です。

白髪だけが残る — 美容脱毛の最大の盲点

約30回通っても白い毛だけがしぶとく残り続けました。最初はなぜだかわかりませんでしたが、調べて理由がわかりました。

美容脱毛も医療レーザー脱毛も「メラニン色素」に反応する

光脱毛(美容脱毛)もレーザー脱毛(医療脱毛)も、仕組みは基本的に同じです。毛に含まれる黒い色素(メラニン)に光やレーザーが反応し、その熱で毛根にダメージを与えるという原理です。

つまり、黒い色素がない白髪にはそもそも光が反応しません。何回照射しても効果がないのです。

これは美容脱毛だけでなく、医療レーザー脱毛でも同じです。ヤグレーザーでもアレキサンドライトでも、白髪には効きません。

白髪に効く唯一の方法はニードル脱毛

白髪を脱毛できる唯一の方法は、**ニードル脱毛(電気脱毛・絶縁針脱毛)**です。毛穴に細い針を挿入し、電流で毛根を直接破壊する方法で、毛の色に関係なく処理できます。

ただし、1本ずつ処理するため時間と費用がかかります。広範囲の白髪を処理しようとすると、さらに大きな出費になります。

「1回が安い」の罠 — トータルコストで考えるべきだった

美容脱毛の1回あたりの料金は確かに安い。しかし、振り返ってみるとトータルコストは決して安くなかったというのが正直な感想です。

項目美容脱毛(筆者の実績)医療脱毛(一般的な目安)
1回の費用約1万円2〜3万円
必要回数約30回5〜8回(体毛の場合)
トータル費用約30万円10〜24万円
白髪への効果なしなし(レーザーも同じ)
減毛の持続性再び生えてくる可能性あり長期的な減毛効果が高い

約30回通った時間も含めると、最初から医療脱毛を選んでいれば、もっと少ない回数・期間・費用で同等以上の結果が得られたはずです。

美容脱毛のメリット・デメリット(実体験ベース)

メリット

  • 1回あたりの費用が安い — 初期費用のハードルが低く、気軽に始められる
  • 体の毛は痛みが少ない — 医療レーザーと比べて出力が弱いため、腕・脚・胸などは痛みが軽い(ただしヒゲは別。かなり痛い)
  • 肌への負担が小さい — 出力が穏やかなため、火傷や毛嚢炎のリスクが低い

デメリット

  • 回数が多い — 私は約30回かかった
  • トータルコストが高くなりがち — 「安い×多い回数」で結果的に医療脱毛と同等か、それ以上になる
  • 白髪には効果がない — メラニンに反応する仕組みのため、白髪は何回やっても残る
  • 永久脱毛ではない — 美容脱毛は「減毛・抑毛」であり、時間が経つとまた生えてくる可能性がある
  • 通う期間が長い — 月1回ペースで30回なら約2年半。その時間は戻らない

年代別・脱毛方法の選び方

私の経験を踏まえて、年代ごとのおすすめをまとめます。

白髪がまだない人(〜30代前半)

美容脱毛でも医療脱毛でも、黒い毛がしっかりある時期ならどちらの方法でも効果は出ます。費用を抑えたいなら美容脱毛、効率を重視するなら医療脱毛を選んでください。

重要なのは「白髪が出る前に始める」こと。 一度白くなった毛は光やレーザーでは処理できません。

白髪が出始めた人(40代〜)

医療脱毛を選んでください。 理由は2つあります。

  1. 黒い毛を少ない回数で効率的に処理できる — 白髪が増える前に片付ける
  2. 白髪が混在する部位はニードル脱毛を併用する — レーザーで黒い毛を減らした後、残った白髪だけをニードルで処理する方が効率的

美容脱毛は出力が弱く、効果を出すのに回数がかかりすぎます。白髪が増えていく年代で20回以上通うのは、率直に言って時間がもったいないです。

私が今から脱毛を始めるなら

もし今の知識を持って脱毛を最初からやり直せるなら、私は迷わず医療脱毛から始めます

  • 1回の費用は高いが、5〜8回で完了する
  • トータルコストは美容脱毛と変わらないか、むしろ安い可能性がある
  • 医療機関なので万が一の肌トラブルにもすぐ対応してもらえる

そして白髪の部位は、医療脱毛で黒い毛を片付けた後にニードル脱毛を検討するのが、最も合理的なルートです。

よくある質問(FAQ)

Q1. 美容脱毛で白髪は絶対に抜けないのですか?

はい。光脱毛はメラニン色素に反応する仕組みのため、色素がない白髪には物理的に効果がありません。これは美容脱毛に限らず、医療レーザー脱毛も同じです。白髪にはニードル脱毛(電気脱毛)のみ対応可能です。

Q2. 美容脱毛と医療脱毛、トータルの費用はどちらが安いですか?

部位や毛量によりますが、トータルで見ると大差がないか、医療脱毛の方が安くなるケースが多いです。美容脱毛は1回が安くても20回以上かかることがあり、医療脱毛は1回が高くても5〜8回で完了するため、総額は逆転しやすくなります。

Q3. 美容脱毛で20回通っても毛が残るのは普通ですか?

白髪以外の毛であれば、30回も通えばかなり減るのが一般的です。ただし、美容脱毛は「永久脱毛」ではなく「減毛・抑毛」なので、完全になくなるとは限りません。私の場合も、黒い毛はほぼなくなりましたが、白い毛が残りました。


※注意事項

  • 医療脱毛は自由診療(保険適用外)です。費用は全額自己負担となります。
  • 主なリスク・副作用: 火傷、毛嚢炎、硬毛化、赤み・腫れ、色素沈着
  • 効果には個人差があり、複数回の施術が必要です。
  • 本記事の情報は2026年5月時点のものです。最新情報は各クリニック・サロンにお問い合わせください。
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